海を感じる時間～「視線の先には」～浜辺での撮影

浜辺で撮影。

海岸で撮った写真が看板写真に必要だったのですが、ストックの中では私自身のイメージに
ピタっと来るものが無くて、撮りおろしを納品したく浜辺で撮影してきました。

服を着ていてブランドが強調されていたりするのはそのブランド以外ではアウト。
どんなに楽しそうでも濡れてドロドロでワカメみたいなのばかりで笑っちゃうストック。(笑)
その時のシーンを思い出すと、頬がゆるむくらい楽しかったのだけど　それはあくまでも
家族のスナップ写真。
きっちり正当派でありながらも、何かを感じる写真にしたい。
というか感じて欲しい。
って思いで、撮った納品する写真はアップできませんが・・・、看板に仕上がった時に
また看板を撮影し、アップしたいと思います。




以前は、砂浜に残した足跡を撮ったりしていたのですが　これもパターン化してしまい
何処にでもあるフレーミングになってしまいました。(笑)
人は、「あーして、こーして」と言えばポージングできますが、ワンコは言ってもできないので
その瞬間を捉えるしかありません。

勿論ポージングできるパターンもありますが、それではストーリーが無い。
自然な感じが良い。
愛犬が、何を見ているのか？
今、その時何を感じているのか？

車中で後部座席に乗っている私と愛犬の会話
「ほら、いっちゃん！電車来たよ」　と、言うとKANAE先生が
「いっちゃんｎ電車スキなんですか？！」と驚いていたけど
「うううん・・・別に電車は好きじゃないよ。」　「え？！(；´Д｀)・・・なんだソレ」　(笑)

本当に電車を見ているかどうか分からないけれと、ワンコは飼い主が発する言葉を
自然と覚えていく。
きっと、アレが電車だといっちゃんは思ったと思う私の自己満足。
ゆちゃは、その会話を聞いて「電車ってウマイの？」と目を輝かせる。(笑)


でもね、



「ホラ！」とか「見てご覧」と云うと、こんなふうに指された方向を見る。
何があるのか、一応見てみる。(笑)




KANAE先生には、私たちの独断に満ちたチョイスの海へ一緒に来てもらった。





いつも歩いているアスファルト、芝生、土、カーペット、フローリング、テラコッタ等とは全く違う
砂の感触を楽しむ愛犬たち。
砂の色の違いで、冷たい部分暖かい部分　踏み固められた固いところ　フワっと埋もれるところ。
シッポをピン！と立てて好奇心イッパイに歩いていく。
リードが「J」になって　ゆるゆるになってリーダーウォーク。
みんな可愛い～♪

ゆちゃは、誰がリードを持っても内側を歩く。
この写真でも、マウスより内側。





いっちゃん、また何か興味をそそられる物を発見したのかな？
階段を上ったり下りたり　随分と運動を繰り返していました。
ゆちゃは、そんないっちゃんに着いて行く感じ。

浜辺で遊んでいると、遠くでUFOみたいな楕円形の影が横切りました。
KANAE先生に「あれ、何だろう？」と言っても見えないと言うのです。
グレーがかったものがスピード感のある動きをして海から内陸へ確かに移動していったのです。

しばらくしてから、UFOらしきものの正体が判明！
これ↓でした。





私たちの頭上まで飛んできたのです。
風もあまりなくて、晴天で動くと汗ばむくらいの陽気の中　大空を飛べるなんて気持ちいいでしょうね。
いっちゃん・ゆちゃ・マウス、誰１ワンとも吠えず。
彼等には、一体何に見えていたのでしょうね？




愛犬の視線の先。
ファインダーから覗いている私を、彼等はしっかり見ているのです。
私だけじゃなく、みんなの事をまっすぐ見ているのです。





その日の出来事を自分の中に焼き付けるように。





　　　　　　　　　　　　　　２０１０年11月2日　浜辺にて










 

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