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予約していた本が昨日届いた。
是非、読んでと言われていたけど手に入らなかった。
やっと、ネットで見つけて予約して、首を長くして待っていた。






ベルリンからの手紙~放射能は国境を超えて  著者:山本知佳子  八月書館

【送料無料】ベルリンからの手紙  今はもう楽天で買えます。



チェルノブイリの事が書かれた本も表紙だけ、名前だけは知っている。
こういう本は読むのが苦手。できれば読みたくないジャンルだった。
でも、木下さんがどーーーしても読んだ方がいいと言うのでしかたなく買ってみた。・・・?(;´∀`)


最初の20ページほどに書かれている内容に愕然とした。

私と同じ。
25年も前の事が書かれているのに、同じだった・・・。
そして日本で起きて居る事とほぼ同じ状態がドイツでも起きていたことが書かれていた。
木下さんは、私と山本さんが同じ事を思い同じような行動をしている事を知って、この本を
薦めてくれたのだと分かった。


そして4日の夜に電話があり、知佳子さんが帰国していて5日翌日に会えるから
会ってみない?と言われたのです。
本はまだ3割ほどしか読んでいません。

電車で、しかも1人で一度も行ったことのない場所へ行くのは不安でした。
でも、こういうご縁の時こそ迷わず不思議とたどり着けるものなので、余り心配せず向かいました。



知佳子さんの学生時代のご友人と、本を読んで知佳子さんに会いたいと望んだ人、
そして八月書館の編集長さんとテーブルを囲んで6時から10時くらいまで話しました。
周囲の人が分かってくれないこと、放射能の事、社会の動きを認めてくれないことで
そこに居た人達は同じ苦しみを持っていました。
もっと進んだ人は、家族が遠くへ避難する事を理解してくれない事を悩んでいました。

20代の女性が2人。
彼女たちはまだ未婚。これから結婚し将来は子どもを産むでしょう。
でも、関東の一部はチェルノブイリからキエフの距離。
一部は福島県の線量が低いところよりも汚染され、高い線量になっていてそのまま暮らすには
とても危険な場所となっていて、若い女性や子どもは線量が低くなるまでは遠くへ避難した方が
良いと判断されている場所。

幼い子どもが居る人は、子どもの将来を考え疎開しようと考え、知佳子さんに会って答えを
出そうとしていた感じだった。
知佳子さんは、放射能の事を認めること、ふと気が緩んでしまうことがあるけど忘れないこと、
日頃の暮らしの中で気をつけていることを継続すること、そして警鐘を鳴らし続けることを
やめないこと、とにかく続けること。
それを繰り返し仰っていました。

もう、何処へも逃げられない。
放射能の汚染は、近いうちに日本全土にまわる。
それは、食べ物による内部被曝の危険度を示し、ある程度の知識を持たなければ簡単に
被曝してしまうとの、気が重くなる話しでもあった。
でも、それは原発が爆発するシーンを見た瞬間に勘で感じていたことなので、驚きは無かった。

小さなお子さんが居る人は、都内の線量の高い場所から引越しされたほうがいい。
それを、人に聞いて決めるのか?なぜ自分で決めないのか?が不思議でもあった。
どんなに室内を除染しても、毎日学校や幼稚園へ行き給食を食べ水道水を飲み、プール学習をし
グランドで遊んでいたら、内部被曝はどんどん進む。
福島県の子どもたちの尿からセシウムが検出された。千葉の子どもたちからも。
子どもは大人の4倍~10倍の内部被曝。
40代、お年寄りは心配ないとの政府の発表だったけれど、それは真っ赤な嘘だ。

ストロンチウムは癌になる確率が高く、ヨウ素とセシウムは甲状腺にたまり、心臓疾患や脳血栓
糖尿病などを悪化させる。橋本病だった人達がバセドー氏病になったり、静脈瘤ができ足に血管が
浮き上がり、ぶつけてもいないのに赤紫のアザが現れる。手足がしびれ耳が聞こえにくくなる。
鼻血が出るのは初期の症状で、腹痛とひどい下痢をする。
これは、若い人だけではなく、年齢に関係ない。被曝した人、吸い込んだ人、食べた人みんな同じ。

気をつけること、忘れないで継続しなければ・・・
覚悟すること。
忘れないこと。
やめないこと。

食べて支援のような「いたみわけ」は絶対にしてはいけない。


このブログを書いているのは7月16日。
知佳子さんは、15日にインドへ帰っていった。
今はもうベルリンには住んでいない。



25年前のチェルノブイリの事故。
遠い国でおきた、映画のような話にしか思っていない人、全く知らない若い世代の人
25歳以上の人は、当時日本にも降った放射能を浴びていることすら知らない人が多い。
私は当時のニュースこそ釘付けで見ていたけれど、実際は何も対策をしていなかった。
多分、「意味するところ」が分かっていなかったのだと思う。
遠い国だし、今のようなPCも無い時代だったし。
まさか、こんなふうに全く同じ事が自分に降りかかるとは当時夢にも思っていなかった。

フクイチは、まだ終息していない。
毎日放射能を放出し続けている。
311前の暮らしに戻りたい・・・何も気にせず暮らしていたあの時間を取り戻したい。




知佳子さんとお会いできたことで、自分の中に改めての覚悟ができた。
帰国中の貴重な時間を使って下さって ありがとうございました。
静かに静かに、毎日の暮らしの中で気をつけられることを気をつけていきたいと思います。
ドイツでは、そのまま起きてしまったことが日本で繰り返されないよう、自分にできることを
継続してやっていきます。








 
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