御開帳最終日の善光寺へ

計画しようとすると、なかなか前進できず。
こういう事って、突然の決心で行けたりするものなんですね。

急に思い立ち、長野の善光寺へ行きました。
御開帳最終日の３１日にです。
（写真は、S120で撮ったものです）




御開帳最終日は、混雑するから別な日に・・・とも考えました。
混んでいるのはいつも同じこと。ならば、御開帳の間に行かなかった事を後悔
するくらいなら、混雑承知で御開帳期間に行った方が・・・と考えると、
スケジュール的に、この最終日しか行ける日がありませんでした。




参道は勿論すごい人、人、人。
回向柱まで最長で３時間待ちとのアナウンスも流れていました。
私が立っていたこの場所から後ろを振り返ると、怖いくらいの人波で
その人波を振り返り撮影している人が結構いました。
私は、なんとなくそういう気持ちになれず・・・。




やっと自分の番が来て回向柱に触る事ができました。
ここまでで、２時間近く待ちました。
写真撮ったあと、UVカバーを外して願い事しつつ両手で回向柱に触れました。

ここでも本堂でも何処でも　ゆーさくと母の事と愛する人たちのこと願いました。
病気平癒。怪我の全快。オペの成功。お友達ワンコで体調を崩している皆のこと。
母は、５日に手術します。
ゆーさくも、まだ床に足がつきません。。。





昼食摂るのも忘れて、手を合わせられる場所を順番に回りました。
途中、脱水で？足がつって、、、、干し梅食べてポカリ飲んで。。。
参道で待っている間は、日陰が無いので飲料水を持参していない人にとっては
とてもキツイ待ち時間になったと思います。





来世、現世、過去。
三か所お参りしました。

気が滅入る事が続いていたので、無新にお参りできたこの一日は
とても良い日だったと思えました。
前へ前へ歩き続けないと、たどり着けない場所を巡るわけですから、
立ち止まれないのです。まるで人生そのものです。
自分が立ち止まっていても、時間に連れられて座っているだけでも明日になります。

裁決と解決。
仏教上の話しになるけれど、解決のない裁決ばかりです。
だから誰もが苦しくなるのかもしれません。
これは、友人のお父さんのお寺のお説教で聞いたお話し。





何もせずに居られなかったので、新幹線で行ってきました。


 


運命って、最初から決まっているのかもしれません。
どちらの道へ進んで歩いて行くのか、どんなに迷って決めても
そちらへ行くと最初から決まっている。運命だから。

常にどちらかを選択しながら人は生きていますもんね。
どっちを選ぶかも、生まれた時から決まっている。
私が、この日この参道の交差点に立って写真を撮る事も決まっていたのかも。

「流れに任せなさい」
というのは、どちらに行くか決まっているから。ってことなのね。
１５年くらい前に聞いたこと、今頃理解できた気がする。


母は、膝の手術ではなくバイパスを作る手術をする。
事故で骨折した膝より深刻。。。

ゆーさくの膝は、去年の１０月から。
母の膝は、５月１日から。
どちらも解決していない。
最悪に息苦しい５月が今日で終わる。。。。。。


お参りできたことで、気持ちは前を向けた気がする。
乗り越えられる気がしてきました。


一緒に行って下さったお友達に感謝です。
ありがとうございました。
私一人では、絶対行けなかったと思います。本当にありがとう！












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